藤本壮介(ふじもと そうすけ)

1971年、北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年、藤本壮介建築設計事務所を設立。主な作品は「伊達の援護寮」(2003)「T house」(2005)「情緒障害児短期治療施設」(2006)。現在、武蔵野美術大学美術資料図書館のプロジェクトが進行中
WEBアドレス:http://www.sou-fujimoto.com

7 12 2007

姫路城

姫路城に行ってきました。
先日の犬山城に続いての国宝のお城ですが、このスケール感はものすごいですね。お城というのは建築という範疇では語れない何かだと強く感じた。お城というのは、場の重層である、あるいは、門である、といえるかもしれない。門はそれ自体というよりも、間それ自体として。

そういう意味で、僕の中で強く印象に残っているのは、大分にある岡城。上部構築物が一切なくなって、ただ起伏と石垣のみによって場が生れている。それゆえにものすごく純粋な場所に見える。建築と都市と自然とが分かれる前の姿に見える。

それにしても、このお城を中心に、というか、お城自体が都市であったことを考えると、姫路をはじめ、昔の日本の都市というのは、恐ろしく不思議な存在だったに違いない。それがかすかにでも残っていることに感謝しつつも、もう少し残っていてほしかった気もする。都市全体の風景として。

そのあと、安藤さんの姫路文学館へ。
初期の安藤建築の豊かさを久しぶりに体感しました。

23:22

コメント

はじめまして。
沖縄の座喜味城も大分の岡城のようかもしれません。
本土では見かけないうねうねとした薄黒い石垣に囲まれた内に草花が低く茂り、
見上げると一面の青い空にほわほわと浮かぶ白い雲の情景は何ともいえません。

投稿者 大門 : 2007年07月13日 21:32




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