福田Noennig陽子(ふくだ ネニッグ ようこ)

1971年、神奈川県生まれ。1999年、早稲田大学修士課程(建築学専攻)修了。1999~2001年、日本女子大学住居学科専任助手、2004年同大学博士課程修了。学術博士。2005年4月よりドイツのドレスデン在住。活動範囲は、建築およびその周辺の取材・執筆、翻訳、ピアノ伴奏
WEBアドレス:http://yoyodiary.blog.shinobi.jp/

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04
2008

DDRの世界 アパート明暗

エルベ川の北側はノイシュタット(新市街)と呼ばれているが、1945年の大空襲は旧市街に集中したために被害を免れた建物が多い。しかし、歴史地区のど真ん中から伸びているアウグスト橋の延長にあるハウプト通り沿いは被害を受け、社会主義時代に典型的なプラッテンバウというプレハブ建築がビシっと建てられた。 そのほとんどはリノベーションされ、設備が新しくなり、外観も内装も小ぎれいにさっぱりとモダンに生まれ変わ...

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28
2008

DDRの世界 生まれ変わったドイツ一長いアパート

以前レポートした、2007年7月9日付の「DDRの世界 ドイツ一長いアパート」の続編です。 巨大なアパートの外観はすっかり白くなり、まばらで活気のない暗い店舗や空きがめだった店舗はガラス張りへと変身して新しく出発。 写真はプラーガー通りから撮影したもので、都市計画からいえば社会主義のニオイがまだするものの、白と透明性とガラスをキーワードに再生するとこうなる、という例であろうか。 ...

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06
2008

新市街のグラフィック

ドレスデンはエルベ川を挟んで南が旧市街でゼンパーオペラやツヴィンガー宮殿など歴史的地区になっており、川の北が新市街(ノイシュタット)と呼ばれている。その中でも、私が「ドレスデンのソーホー」と勝手に名づけた地区は活気があり、音楽家やクリエイティブ関係者や学生が多く住み、パンクありヒッピーあり。さすがに女の子がビール瓶片手に飲みながら歩くのを最初に見た時には我が目を疑い、缶を差し出して「50セントく...

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25
2008

金切り声の部屋

2007年のクリスマス直前というハタ迷惑な時期にドレスデン市内の病院で子供を生みました。 ドイツ語で「分娩室」はクライスザール(Kreisssaal)。クライス(Kreis)という言葉が円形やグループを意味するので、そこから派生したか何か由来でもあるのだろうと思っていた。しかし、クライシェン(Kreischen)という動詞に関係している、と病院の助産婦が教えてくれた。意味は「金切り声をあげる」。...

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23
2007

悩める石畳

ヨーロッパの古い街並み=石畳。こういうオートマティックな公式は確かに正しい。パリの凱旋門周辺の石畳が数年前に交換されることになり外されて山積みにされた折、ナポレオンの凱旋を見守ったこれらの石畳が持ち去られないように24時間態勢で監視されたというニュースがあったように、歴史ある街に石畳はつきもの。観光用の馬車が行き交うと、「ああ、かつてはこういう音がしていたんだな」と心躍る。石畳の上をハイヒール履...