
本名、内野正樹(うちの まさき)。1960年静岡県生まれ。82年に編集者となって以来、雑誌一筋。88年より建築の世界に入る。05年4月、DETAIL JAPANを創刊。現在、同誌編集・発行人
このところ、とは言っても何カ月前からかははっきりしないが、懐メロを聴くことが多くなっている。聴きたくなると購入したりレンタルしたりしてまたせっせとiPodに入れているのだが、レッド・ツェッペリンをしばらく楽しんでからは、今はT. Rexにはまっている。
今日も通勤電車の中、大音量で聴きながら出社。もうノリノリである。マーク・ボランの線が細くてどちらかというと中性的な声とCMにも使われるようなキャッチーなギター・リフのコンビネーションが心地よい。
トヨタのVOXYのCMで使われている「20th Century Boy」もいいが、「Girl」や「Cosmic Dancer」などのアコースティックな曲もグッとくる。しかし、中学時代に「Metal Guru」がヒットしてラジオとかでさんざん聴かされた以外はT. Rexとはあまり縁がなく、10年近く前に何枚か手に入れて聴いたときも、なぜか物足りずに早々に手放してしまった。
不思議なことに、これが今はまったく違って聴こえてくるのである。たとえば、ゴスペルのテイストを加えるなど、ハイブリッドなセンスも冴えている。また、ロックだがマッチョでないのもよい(「Get it on」を他の演奏者―たとえばパワー・ステーション―と比較すれば瞭然)。聴いていて変に力が入らず疲れないが、聴きごたえはあるという、微妙なバランスも気に入っている。
11:44 AM
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